ひぐちさんのブログ

※主にボルダリングの記録です

豊田の球根でミウラさんを見直した話

今日も豊田 with AKB氏。全国的に寒波が来ていてさすがの豊田でも寒い。トイレの水は凍ってるし。今日に備えて買っておいた超極暖ヒートテックに期待するしかない。

 

お目当ての課題が違う萌とは別行動して、朝一からアキバ氏と球根へ向かう。球根は見事に日陰になっていて岩が冷たい。まだ朝9時なのに太陽は山際ギリギリのところにあって、今にも沈みそう。課題の方角も理解せずに「朝なら日が当たって暖かいのでは?」と予想していた過去の自分を恨む。

 

一週間温存した指皮で球根に挑むAKB氏。 

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寒いので非常にゆっくりなペースでトライ開始。相変わらず左のガバカチを取りに行くところが核心。スタンスがたくさんあって、どれを選んでも上手くできなくて、見事な迷走状態に陥ってしまった。

 

ちなみに萌のお目当ての課題には誰も来ず、昼過ぎになってもまだトライできていないらしい。さすがに時間がもったいないということで午後から球根に合流。

 

午前中登れなかった鬱憤を晴らす人。

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その後もずっと球根。前回までは登れなくても「カチカチ課題楽しいぜー!」って感じだったけど、今日は全然進めなくて精神的にも良くない状況に。この課題もダークサイドに落ちそうだ。

 

夕方になり、遂にはスタートのスタンスすらちゃんと踏めない感じになって、「何だろう?」と思ってオタキを見たらソールが変形してる・・・。これは選手交代か?久しぶりに持ってきたブースティック(約2年ぶりの出場)に履き替えてトライしてみる。

 

痛い。やっぱり無理。

 

足型が合っていないのか、サイズを攻めすぎてしまったのか、とにかく痛くて登りに集中できない。いい靴だとは思うんだけど。。。

 

次はソールが丸くなってしまってリソール間近のミウラー。最近は出番が少ない。なので期待してなかったけど、ストレスのない快適さが予想以上に効果的だったのか、この時間になって初めて左のガバカチが取れた。その先のリップ取りで落ちたけど、急に登れる感が出てきた。

 

で、その後2トライくらいで無事完登。なんとかダークサイドに落ちる前に回収できた!

 

 

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靴の性能って大事だと思うけど、自分の足に合っているかどうか?というのもかなり重要だと思った。そういう意味だと海外製のクライミングシューズのほとんどは「合わない」ので、自分にぴったりな一足を見つけてみたい。現時点ではやっぱりミウラーなのかな。春にマイナーチェンジするみたいだけど、どんな風になるか気になる。

 

まぁ、もっと強かったら靴なんて何でもいいんだろうし、今回の球根もほとんど腕で登ってるんだけど。

 

来週は沖縄だー。

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豊田で外岩登り初め

今年の外岩初めは豊田。withアキバ氏。今回は日帰りです。古美山でアップしたら早速みんな各自の課題に離散。自分は縄文へ。

 

縄文はゴールマッチの確認から。練習してみたら問題無さそう。カメラを回して下から繋げてみたら登れた。ゴールマッチはなんか怪しい感じになっちゃったけど。でも他の人もいる中で登り直すのもなんだかなぁ、という感じなのでこれでいいや。

 

 

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続いてはふとっちょがえる。指の甲側にテーピングして猫パン対策はバッチリ。腰痛をきっかけに始めたストレッチのおかげで足上げも少し楽になっていて、初めて1手目が取れた。

 

しかし、その後のトライで足がスリップ。と同時に人差し指の腹がベロンチョ。初心者の時にガバダコがめくれたりするのはよくあったけど、指の腹でもそんな事になるのか・・・、ショックから立ち直れないままリタイア。前回の猫パンもひどかったし、ふとっちょがえる怖い。

 

アキバ氏は蛇の目をゲットしたらしい。グッジョブ!

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午後からは梟ヶ城へ行ってまたまた球根。まだ3手目(?)のガバカチ取りが出来ていなくて、前回「これで行ける」と思ったムーブを試してみる。少しずつ手を出す距離が伸びていって、「遂にカチを捉えた!」と思ったら体が開いて落ちる。何回やっても同じ結果に。このムーブは行き止まりかもしれない。。

 

アキバ氏は着実に高度を上げていって、ついにリップ取りの体勢まで進んだ。しかしもう既に疲労困憊なのと、辺りは暗くなり始めているので二人仲良く敗退。アキバ氏は次回登れそうだ。自分もムーブを修正して次回登りたいところ。

 

球根。ホールドの配置が見事な課題ですね。

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帰りは年始の渋滞にもハマらずスムーズに帰宅できてよかった。でも1日じゃ全然足りないー。

 

豊田で登り納め

登り納めは帰省先の関西から豊田へゴー。事前にマットやシューズを実家に郵送して準備万端と思いきや、アプローチシューズを持って来るの忘れてた。

今日のアプローチシューズはPUMA。
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午前中は古美山で萌の応援とお昼ご飯でまったり。お昼過ぎからは自分の時間で梟ヶ城に行って球根。混んでいるかと思ったら誰もいなかった。

球根はまだ下部で四苦八苦してるんだけど、苦手なカチを持ってる感、カチと戦ってる感が楽しい。前はスタートすら出来なかったからね。ひたすら球根を撃って初めて「指に穴が開く」ってのを経験するかと思った。でも結局穴は開かなかったからまだまだ持ててないんだろうな。(そんなに持ててたらもう登れてるか)

球根楽しい。
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ずっとやってたらスタートも危うくなってきたので終了。帰りはかど屋ってところでラーメンを食べて、いつものABホテルで一泊。

2日目

2日目は6時に起床。朝食を食べて「今日こそはきりきり舞いを登るぞー!」とホテルを出たら雨が降ってる。。。夕方から降るって聞いてたのに話が違う。すぐに止みそうにもないのでとりあえず縄文ロックへ行ってみることに。

雨でした。
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久しぶりの縄文は終了点まで進んだけど最後のマッチで苦戦。大晦日で早く帰りたいというのもあったので、次回の雨の日用に残しておいた。

帰りは実家の宝塚までドライブ。いつもは新宿や渋谷あたりで感じる「都会に帰った来た感」を万博公園あたりで感じて、関西に住んで岩に通ったらこんな感じなのかな?なんて想像したりした。クライミングなんて知らなかった時の昔の記憶と、現在進行形の岩帰りの感情がミックスされて不思議な感じ。でも関西からだと小川山とか大変そうだな。

地元で温泉入って、両親とお好み焼きを食べて2017年は〆。

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2017年振り返り

まだ登り納めてないけど2017年の振り返り。


今年は穴社長に捧げた一年だったと思う。そしてまだ登れていない。そのせいもあって完登数がとても少ない。

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http://www.higuling.work/sends#2017


ざっと振り返ってみると、

1月はツアーで初めて九州の比叡・日之影へ。とても寒かったけど、登った後の温泉が最高だった。このツアー以降、チキン南蛮を食べる度に日之影温泉が頭に浮かぶようになってしまった。


上山さんが船ロキに帰って来た。登るグレードがほぼ同じで、いいセッションができて楽しい。前よりジムモチが上がったと思う。


3月には忍クラで捻挫して人生初の松葉杖生活。通勤で出会う様々な障害物との戦いが繰り広げられた。


約1ヶ月のレストを経て、沖縄旅行中に具志頭でボルダリング。成果は無かったけど、復帰できたことが嬉しかった。でもブログを見返すと、チョックストーンアタックが登れなくてかなり凹んでたっぽい。


で、GWあたりからずーっと穴社長。だから今年は1度も瑞牆、塩原で登ってない。阿修羅もやりたいんだけど。


サマスマに夫婦ダブルスで出ることになって、珍しく走り込んだりした。でもコンペ直前で萌がキャンセル。やっぱりダブルス出場は無理なんだと思い知った。


秋シーズンに入ると毎週末が雨でお天道様を恨んでた。紅葉の綺麗な小川山を楽しめなかったのは残念。


あっという間に11月が来て5度目のBishopへ。予想より遥かに時間がかかったけど、Acid Washのリベンジができてよかった。


ロープも始めてみた。まだトップロープのみ。来年はきっとリードもやっているはず。


ゲート開放後の小川山に行ったのも今年が初めて。最後まで穴社長やってたけど、降雪により強制終了。


最後は穴社長を忘れて豊田でエンジョイクライミング♪

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お金と時間をかけて小川山まで行き、ずっと穴社長の1~2手だけを触る週末の繰り返し。なんともこじれた一年だったような気がする。来年はすっきり楽しく登れるだろうか?もしかしたら撃ち込まないと楽しめないドM体質になってしまっているかもしれない。


まあとにかく熱中できる趣味があって幸せなのは間違いなくて、十数年前に船ロキのドアを叩いてクライミングを始めた過去の自分に、今年も「グッジョブ!」の言葉を贈って2017年は終了!

Acid Wash
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