四国から岩登研究所の所長が御岳に来ているというので会いに行くことに。何でも1級の基準となっている忍者返しとデッド・エンドがどんなものかを確かめに来たとのこと。
初めてクライミングをしたのは船橋ロッキーだけど、ちゃんと続けるようになったのは愛媛で仕事しているとき。岩研のメンバーになり一緒に登る友達ができて、クライミングがめちゃくちゃ楽しくなった。
でも1年足らずで東京の仕事に戻ってしまったので、会うのは実に10年振り。また一緒に登れるのが楽しみ。
昨日から御岳に滞在している所長からは既に「忍者返し一撃やった」というメッセージを受け取っている。今日はデッド・エンドを狙うみたい。
早めに着いたのでまずは一人で忍者返しへ。所長の一撃に刺激を受けて自分も(リピートを)1回で終わらせるつもりだったけど、4トライかかってしまった。
次は自分を捻挫→松葉杖生活へと引きずり込んだ忍クラのリベンジ。1年前と比べると随分と下地が上がっていて、当時の憎き岩の塊は姿が見えない。これは余裕だねー、と取り付いてみるも単純にムーブが出来ないで敗退。
所長がもう岩場に下りてきているので3トライで切り上げてデッド・エンドに向かう。
デッド・エンドの回りは木が伐採されていて見通しが良くなっていた。で、遠くから見えるようになったデッド・エンドの前に一人上裸の所長を発見。はやる気持ちを抑えて、インスタ用に盗撮してからご対面。愛媛訛りの会話が懐かしい。
所長 on デッド・エンド。
どうやらデッド・エンドには苦戦している様子。垂壁は苦手なんだとか。昨日も結構登ったらしく、連登のダメージもありそう。
っていうか暑いですよね。
自分も左抜けVerをやってみる。が、ポケットが全然取れないー。左抜けとかいう以前の問題だった。
惜しい。
15時くらいからピンチ岩へ移動。ファット・ブロッカーってアンダーも欠けたんですかね?少しずつ悪くなっているような気が。
これ再登できないかも?ってちょっと思ったけど色々工夫したら登れた。今度は新しいトポのスタート位置からちゃんとやってみよう。
ピンチ・オーバー・ハングも下からやってみる。下からやってもあまり変わらない感じがする。登れなかったけど。これも次回ちゃんとやってみよう。
やっと気温が落ち着いてきた感じ。
最後は東峰園で飯食いながら色々話した。四国の岩場の話とか海外ツアーの話とか。
百と八つの流れ星はとてもいい課題らしい。ungradedっていうのも素敵。
「カチ持てれば簡単よ」
「じゃあ、厳しいっすねー」
3日目のデッド・エンド完登と再会を祈って別れた。また一緒に登りましょー。
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所長は3日目に無事デッドエンドを完登したみたい。グッジョブ!